
印鑑の材料の一つに「琥珀(こはく)」という材料がございます。
琥珀とは木のヤニが地中に埋没し固化したもので、昔から宝石として扱われてきました。
※当店のインターネットサイトではプラスチック樹脂と混ぜたものを「琥珀樹脂」として販売させていただいております。
店頭のディスプレイにはプラスチック樹脂の含まれていない本琥珀の印鑑もございまして、琥珀樹脂とは色合い等も全く異なります。(上記の写真の上が本琥珀、中央が琥珀樹脂です)
そして、下の写真がシープホーン(羊)の印鑑なのですが、このシープホーンが本琥珀の印材と非常に良く似ております。本琥珀もシープホーンも固体差により色合いが多少違う事もあり、正直私の目では全く違いがわかりません。
本琥珀は非常に高価ですので、お探しの方はどうぞご注意下さいませ。
投稿者「mail@hobundo.jp」のアーカイブ
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芳文堂の名前の由来
現在は法人になり有限会社芳文堂(ほうぶんどう)となっておりますが、元々のお店の名前は「原芳文堂」でした。
私の祖父に当たる「故・原 勇喜豊」がはんこ屋を始めたのですが、祖母の名前が「原 芳恵」・・・そうです、おじいちゃんが最愛の妻であるおばあちゃまの名前からお店の名前を決めたのです[:にひ:]
祖父は本当に無口な人で、あまりお話をした記憶もなく恐い印象がありましたが、このエピソードを聞いて心が温まりました。
いつも首を傾けて小さな印鑑をじっと見ながら仕事をしてるおじいちゃんとお父さんを見て、印鑑屋というと若い時は少し地味な印象を持っていましたが、今、私も印鑑を彫刻するようになり、小さく思えていた印鑑が本当に大きく感じています[:ピース:] (原 巧)

