投稿者「mail@hobundo.jp」のアーカイブ

練り朱肉のお手入れ

朱肉にはスタンプ台タイプの簡易朱肉(銀行等によく置いてあるもの)と練り朱肉(印泥)があります。
どちらの朱肉にも一長一短があり、主な違いは「印鑑(印影)の写り具合」と「印影の耐久性」になります。
簡易朱肉はスタンプ台のような感じで手軽に使用出来ますが、写り具合は朱が薄く少し水っぽい印象です。ただ、近年では速乾性の簡易朱肉等も出来て、写り具合も多少は改善されているようです。
また、紙に押した印影が年数が経つにつれだんだんと薄くなってしまいます。
練り朱肉は印鑑へのノリも良く綺麗な捺印が期待出来ます。また、印影の耐久性も良いので、作品等では練り朱肉を使います。但し、練り朱肉は良い状態を保つのにお手入れが必要になります。
<練り朱肉(印泥)のお手入れ>
(1)練り朱肉には油分が多く含まれており、その油分が浮いてきますので、ヘラ等で油分が均等になるようによく練ります。
(2)また、ご購入直後の練り朱肉に多く見られますが、油分が多すぎる場合には油取り紙等で油分を取り除きます。
上記の(1)(2)を何度も繰り返す事によりだんだんと朱肉が良い状態になります。

※梅干しではありません
また、裏技ですが、すぐに綺麗な印影が必要な場合には、冷蔵庫で小一時間冷やしてからご使用下さい。練り朱肉が硬くなり、驚くほど使い勝手が良くなります[:にひ:]

瑪瑙の印鑑

最近、友人から「はんこをもらったから彫ってほしい」と連絡がありました。
見てみると綺麗な朱色の瑪瑙(メノウ)の石材です。
どうしたのかと尋ねると、中国に遊びに行った時に路上で無料で配っていたそうです。その印材に文字を彫刻してもらう場合は有料になるそうなのですが、友人は「はんこを彫れる友達がいるから彫刻はいらない」といって無料で印材だけもらってきたそうです。しかも5本も[:にひ:]

実は石材は印鑑を彫刻する印刀では彫る事が出来ず、通常サンドブラストという特殊な彫刻機で文字を彫ります。
芳文堂ではサンドブラストの機械はないので、残念ながら瑪瑙の印鑑は外注という形になりましたが、なんか日本では高価な瑪瑙の印材が中国では無料で配られてるとは。。。なんとも複雑な心境でした。[:うぐ:]

印鑑の彫刻方法のお話

日本にはたくさんのはんこ屋さんがありますが、それぞれ独自の方法を用いて印鑑を作成しています。
昔はすべてのはんこ屋さんが手作業で印鑑を彫っていましたが、彫刻機械やパソコンの出現により作業の効率化をはかるはんこ屋が多くなり、現在では彫刻機械を用いて印鑑を作成する事がはんこ屋の主流となりました。(当店でも荒彫りという作業に機械を用いています)
印鑑には定価というものが存在しませんので、彫刻料金やお店の経営方針により金額が大きく変わります。金額の違いに驚かれた方は多いのではないでしょうか。
現在、印章業組合等でも問題になっているのですが、印鑑の製作方法を「完全手彫り」、「手仕上げ」、「機械彫り」の3種類に分け、その製作方法に該当する彫刻方法を明記するという事になりました。
「完全手彫り印鑑」とは文字通り印影を書く事から最終の仕上げまですべて人の手によって作られた印鑑を指します。
上記に一部でも機械を用いると「手仕上げ」の印鑑になります。
また、すべての作業を機械で行い、手作業を一切行わないと「機械彫り」という事になります。
上記が取り決めなのですが、「手仕上げ」の印鑑というのは機械彫りに少し手を加えたものからほとんど完全手彫りに近いものまでと非常に範囲が広いので注意して下さいね。

印鑑・はんこ/芳文堂

ウォンカチョコレート♪

はじめまして! Webオペレータのアラキです[:チョキ:]
若(巧さん)に「ブログ書いてよ~~[:じぃ:]」とすすめられ、
半ば強制的に??今回初挑戦することになりました。[:ぽわ:]
私は、会社にいる時間のほとんどパソコンに向かっていて
そのお仕事中のお供として欠かせないのが”チョコレート”なのです。
チョコレートが大好きでほぼ毎日食べています。
出社後、朝からチョコレートを食べて血糖値を上げて
お仕事効率UP~~[:ソレダ:][:ソレダ:]って感じです。
最近は写真の”ウォンカチョコレート”を食べています(モグモグ)

これ、ご存知ですか?
ジョニー・デップ主演映画の「チャーリーとチョコレート工場」に
出てきたチョコレートです。
残念ながら、映画に出てくるチョコレート工場を見学させてもらえる
「ゴールドチケット」は入っていませんでしたけどぉ。。。[:ハートB:]
中にキャラメルがはいっていて、すごく甘いんですけど[:汗:]おいしいです[:にひ:]
それではチョコレートを食べて、もうひとがんばりします[:ダッシュ:]